あけましておめでとうございます。2022年も土屋ホームスキー部TEAM TSUCHIYAをよろしくお願い致します。
1月1日(土)ドイツのガルミッシュパルテンキルヘン(HS=142m K=125m)で行われたFISスキージャンプワールドカップジャンプ男子個人第11戦=伝統のジャンプ週間第2戦で小林陵侑が143.0m135.5m291.2ポイントで優勝し今季5勝目をあげ、通算勝利を24とした。エンゲルベルクから3連勝の陵侑はジャンプ週間も開幕2連勝となり総合順位もW杯、ジャンプ週間とも首位に躍り出た。今季開幕から好調だったものの、スーツのサイズと体が合わず失格になったり、遠征先のフィンランドでPCR検査が陽性になるなどアクシデントもあったが、それら逆境をバネに最高の結果を出している。
同試合を放送したJSportsでは土屋ホームスキー部の葛西紀明選手兼監督が初解説。オンライン出演ながら、映像を見ながらわかりやすい説明と、現役選手かつ豊富な経験に裏付けられた知識でジャンプ台や各選手の特徴などのエピソードを披露した。そして、陵侑のジャンプや勝利に関して予言とも言えるほど的確に状況を掴んで解説した。
同日スロベニアのリュブノ(HS=94m K=85m)で行われたワールドカップ女子個人第9戦に出場したTEAM TSUCHIYAの伊藤有希は1本目78.0mで32位、2本目に進むことができる30位に入ることができなかった。報道によると女子はこの試合で2月に行われる北京オリンピックの代表選考対象試合が終了となり(札幌、蔵王の試合が中止になったため)、選考基準を満たしている土屋ホームの伊藤有希含む4名が代表となることが確実になった。(1月2日時事通信社より)北京までに体調をしっかり整えて臨んでくれることに期待したい。
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