1月10日札幌の大倉山ジャンプ競技場で行われた第64回HBCカップジャンプ競技会にTEAM TSUCHIYAから葛西紀明、伊藤将充、竹花大松、小林龍尚の4名が出場した。国内唯一のノックアウト方式であったこの大会、今年は他の試合同様、試技のあと2本のジャンプで競うかたちで行われた。1本目130.0mを飛んで4位につけた葛西紀明。表彰台目指して臨んだ2本目にはなんとゲートが2段下がったにもかかわらず135.0mの大ジャンプ。惜しくも表彰台には届かなかったが、49歳のレジェンドが魅せた圧巻のジャンプに会場も沸いた。そして努力が実り成長をみせたのが二十歳の竹花大松。前半127.5mで5位につけると、2本目は135.5mのビッグジャンプ。残念ながら監督を超えることはできなかったがしっかり5位をキープ。同じく二十歳の小林龍尚は32位、伊藤将充は1本目101mと飛距離が伸びず30位ギリギリで通過。2本目はしっかり116.0mを飛んで22位まで順位を上げた。
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